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横浜は住むところじゃない?住みやすさと住みにくさを解説

横浜駅 住みやすさ
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横浜市は住みたい街のランキングサイトで圧倒的な人気を誇っています。
各種メディアでも「あなたの住みたい街はどこ?」のような特集が組まれる場合には必ず上位にランキングされるので、「横浜はきっと治安も良くて住みやすい街なんだろうな」と思っている方も多いことでしょう。
都心へのアクセスの良さや充実した文化生活など、横浜市は多くの面で高評価を受けています。住む場所を探している方にとって、横浜市は魅力的な選択肢の一つです。

でも実際に住んでいる人はちょっと違った感想を持つのではないでしょうか?
今回は横浜に住んでみて分かった「住みやすさ」と「住みにくさ」を解説してみます。

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横浜は住むところじゃない?住みにくさ

まずは地方から横浜に引っ越しをして分かった住みにくさから解説していきます。

人口10万人程度の地方都市で30年間暮らし、その後7年間横浜に住んでみた筆者の感想です。

ほぼ無法地帯!?横浜線の治安の悪さ

横浜市を走るJR横浜線は治安の悪いことで有名です。以下私が横浜線に乗車していて体験したことです。

乗客同士で殴り合いが発生

満員電車に乗るのは誰しも苦痛を感じるものです。ちょっとした身体の押し合い程度はよくあることですが、私が横浜線車内で体験したのは殴り合いでした。
ことの発端は定かではありませんが、若者とおじさんの言い合いがはじまりました。少ししてからいきなりおじさんが若者に殴りかかったのです。そのあとはお互いのつかみ合いに発展です。
周りで見ていたOLさんが「電車が遅れるからやめてよ!」と叫んだのはすごく日常を感じました。
電車が遅れるから、とは咄嗟に出てきません。横浜線ではよくある日常的な光景なのかと衝撃を受けました。

駅で奇声、怒鳴り声が聞こえる

これは本当に日常茶飯事の出来事です。
車内での奇声、怒鳴り声はあまり聞かれません(もちろんないわけではないです)。が、駅での奇声、怒鳴り声は本当によく聞きます。ワルそうなお兄さんがたむろしている場合が多く、騒いでいる光景はよくあります。私などはびくっとして声の方向を見てしまいますが、他の乗客の皆さんは慣れっこなのか平然としていますね。

変わった人がいる

何かぶつぶつつぶやいていたり、意味不明な言葉を発していたり、強烈なにおいを発している人は横浜線の車内によくいます。また電車の扉をたたいたり蹴ったりしている人もいます。
同じ人を何度も見ますので、横浜ではそれで捕まったり出入り禁止になったりすることはないようです。

住宅街や商業施設の治安も住むには厳しい

住んでいる地域にもよると思いますが、横浜市に住んでいて身近で犯罪が起こったことはありませんでした。ただ私が仕事上出入りしていた商業施設にはひっきりなしにパトカーが来ていました。

万引きが多い

商業施設の方に話を聞くと、横浜市はほかの地方都市に比べて万引きが圧倒的に多いと感じているそうです。万引き被害にあい、毎日のように警察を呼んでは被害届を出す作業に追われており、「地方では
こんな頻繁に警察を関わることはなかった」と言っていたのが印象的です。
また万引きというよりも窃盗団に近いグループもいるらしく、盗難被害が多発しているようでした。

トラブルも頻繁に起こる

昨今カスハラという言葉が注目されています。客が従業員に対して理不尽なクレームをつけたり、恫喝したりといったことをカスハラと呼びますが、横浜ではこのカスハラが多いそうです。
そのほとんどが中年から年配の男性ということで、とにかく態度が横柄で、自分の方が偉く、従業員なら何を言ってもいいと思っている人が多いとおっしゃっていました。実際に買い物をしていても、そういう場面に遭遇することはたまにあります。

横浜市の実際の犯罪発生率はどうなのでしょうか?
神奈川県の犯罪発生率は0.38%で全国平均の0.33%に比べて格段に高いというわけではないようです。

ただ横浜市西区は1.06%、横浜市中区は0.91%と全国平均の3倍ほどの犯罪発生率となっています。
住むところを決めるときにはこういった指標にも注意した方がよさそうですね。

坂が多くて住みにくい

横浜市の坂の多さは有名です。
横浜市はもともと丘陵地帯を宅地にしているため自然と坂が多くなります。人によっては高台からの眺めがよい、丘陵地帯の風景が美しいなど利点に感じることもありますが、いざ生活をしてみるとかなりの体力が必要です。
そのため横浜市で自転車を買うなら、電動自転車にすることが必須であると言えます。

通行人同士で道を譲らない

地方都市から横浜市に引っ越して一番驚いたことはこれかもしれません。
エレベーターに乗っていて降りようとすると皆さん我先に降りようとします。譲り合いをする光景はほとんど見られません。また降りるときにこちらが「開」ボタンを押して待っていても、会釈をしてくれる人はほとんどいません。
横浜駅で歩いていてぶつかりそうになっても、避けてくれる人はまずいません。反面自動車のマナーは地方都市より良いと感じます。道路が狭いのでお互い譲り合わないと通れないからでしょうね。

飲食店はどこに行っても行列

これも地方都市から引越しをしてくると驚くことです。
お昼ご飯を食べに飲食店に行くと必ず行列が発生します。すんなり食べられることはほとんどありません。どこに行っても行列に並ばなくてはいけません。ただこれは横浜に限ったことではなく、都会ならどこもそうですね。

横浜は住むところじゃない?住みやすさ

あまりにマイナス面ばかり強調してしまいましたが、もちろん横浜は素晴らしいところがたくさんあります。次は住んでみて分かった住みやすさです。

観光地が多くて休日は楽しく過ごせる

横浜は全国的に名の知れた観光名所が数多くあります。
ぱっと思いつくだけでも横浜中華街や山下公園、横浜赤レンガ倉庫、みなとみらいなど。たくさんありすぎて出かけるところには迷ってしまいます。
個人的に好きなのは関内や馬車道あたりの散策です。神奈川県庁や横浜税関など歴史を感じさせる建物が多く、洗練された雰囲気を楽しめます。

若い人が多く活気がある、仕事も多い

これからの生活を考えるうえでかなり重要な点だと思います。
人口減少により地方からは活気が失われつつありますが、横浜は仕事も多く、人も多い。出会いもたくさんあるでしょう。都会に住むメリットと言えるでしょうね。

まとめ

以上、横浜の治安や住みやすさについてまとめてみました。
横浜の悪いところを多く書いてしまいましたが、良いところもたくさんあります。横浜に引っ越しをしよう、住もうと考えている方は参考にしてくださいね。